新卒採用
2005年に50%を超えた大学進学率は、その後もなだらかに上昇を続けています。その一方で学生の差分が生まれていることも見逃せません。少子化に加え、大学の数が増えたことで、学力面で入学できないということは減りました。
そのため「人気のある大学とそうではない大学」の二極化が進み、「企業が採用したい学生とそうではない学生」の二極化を引き起こしました。
魅力的な学生の奪い合いは加速し、新卒採用の難易度が上がっているいま、採用担当者には多角的な手法を用いて採用していくことが求められています。

新卒採用は計画的に
採用計画に沿ったエントリー確保が重要
新卒採用は年間を通して計画的に行うことが一般的です。経団連の「就活ルール」が廃止されたとはいえ、急に大きな変化がみられることはないと言っていいでしょう。
まずは、求める人物像や採用目標人数などのゴールを定め、逆算して計画を立てていきます。複数回の面接をどう行っていくかも工夫が必要ですし、内定後もフォローや研修など行わなければならないことはたくさんあるものの、やはりエントリー獲得までが最初の大きなフェーズとして存在します。
複数の手法を並行して行い、エントリーの質と数を担保するためには、それぞれの特性をしっかり把握することが重要となります。
良質なエントリーの獲得は
自社に合った手法の選定から
学生は一定の時間をかけて就職活動を行うため、企業はナビゲートを行う必要があります。多角的な視点から、採用手法の選定を行いましょう。
ナビサイト
ナビサイトの活用は、もっとも有効な母集団形成の手段のひとつです。
ナビサイトを最大限活用するには、種類や企画プラン、原稿内容など、採用サイトとのコンテンツの棲み分けをしたうえで計画を立てる必要があります。テキスト量の多い原稿は学生が離脱してしまう可能性があるため、興味・関心をもたせる内容に留め、詳細は後述の採用サイトで訴求することがおすすめです。
また、年間を通して知識のある専任担当がしっかり時間を使う必要があるため、代理店にプラン選定や原稿作成を依頼し、二人三脚ですすめていく企業が多くなっています。

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採用サイト
今や新卒採用において、採用専用サイトは必須と言っても過言ではありません。
最新の情報に更新することはもちろん、代表挨拶や社員の声の内容が、その年の採用計画にあった内容になっているかを確認する必要があります。学生がダイレクトに採用サイトを発見することは稀なので、ナビサイトなどからの導線を同時に考えることが重要となります。
採用サイトは、「興味・関心」から「理解を深める」フェーズへ移るタイミングで閲覧されることを意識して作成することで、説明会の参加やエントリーにつながりやすくなり、ミスマッチを防ぐ効果もうまれます。
就活サイト
学生が就職活動で使用するのはナビサイトだけではありません。
近年、企業を紹介する就活用のサイトにも注目が集まっています。インターンや独自の取組み、企業の代表を軸にしたものなど、種類はありますが、「第三者からの目線」で企業を紹介するものがほとんどです。
ナビサイトは、企業が発信するコンテンツのため、詳しい内容まで理解できるものの、目線が偏ってしまいます。就活サイトへの掲載は、情報をオープンにするだけでなく、インタビューを受けることで、今まで気づかなかった自社の魅力を発見するきっかけにもなります。
就活イベント・合同説明会
近年、合同説明会はWeb開催が定着しつつありますが、リアルの良さも見逃せません。また、合同説明会以外の就活イベントも活発です。逆指名型の就活が話題になったことがありますが、他にも中規模~小規模の特性をもった就活イベントがWeb・リアル問わずに各所で行われています。
学生にとって「発信されている情報以上の企業のリアルを知れる」ことは、入社後の未来を想像できるメリットがあり、企業としても「一人ひとりの学生の個性を知れる」ことで、マッチングした人材にスピーディにアプローチしやすいメリットがあります。
自社説明会
自社での説明会開催を行うことは有効です。合同説明会への参加だけでは学生との出会いを逃してしまうため、小規模でも自社説明会を複数開催することが重要です。
Web説明会の場合、一度録画作成しておいたものを活用することで工数削減と、開催回数増加が可能です。ただし、いつでも閲覧できる気軽さを優先させると、誰が見てくれたのかわからず、視聴した学生とコンタクトがとれないなどに陥りかねません。
Webのメリットを活用しつつ、オンラインツールで対面する時間もとるなど、工夫が必要です。自社での説明会開催を行うことは有効です。合同説明会への参加だけでは学生との出会いを逃してしまうため、小規模でも自社説明会を複数開催することが重要です。
Web説明会の場合、一度録画作成しておいたものを活用することで工数削減と、開催回数増加が可能です。ただし、いつでも閲覧できる気軽さを優先させると、誰が見てくれたのかわからず、視聴した学生とコンタクトがとれないなどに陥りかねません。
Webのメリットを活用しつつ、オンラインツールで対面する時間もとるなど、工夫が必要です。
インターンシップ
近年、就職活動の早期化に伴い、多くの学生がインターンシップへ参加をしています。
インターンシップは、就活のプロセスとして一般化していると言っても過言ではありません。
本選考解禁前に、より多くの学生に自社を認知してもらうことが可能なので、知名度が高くない企業にとって、インターンシップは採用戦略の一つとして重要となります。
採用を見据えた計画と
自社の魅力の発信が成功の鍵
年々、採用難易度が上がっている新卒採用。
まずは、エントリー数を確保するために、求める人物像や採用目標人数など、細かく採用計画を立てなければなりません。その上で、エントリー確保からどう応募へつなげるか、面接や面談の実施回数、内定後フォローや研修内容など、採用フローの見直しも必要です。
また、時代の変化によって多様化したサービスを活用し、自社の魅力を最大限に伝える体制を整えることでマッチングの高い採用へとつなげることができます。
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